鮮美(読み)せんび

精選版 日本国語大辞典 「鮮美」の意味・読み・例文・類語

せん‐び【鮮美】

〘名〙 (形動) あざやかで美しいこと。また、そのさま。鮮麗
実隆公記‐永正八年(1511)七月日「大内五郎送鯉魚、鮮美之間、則令進上禁裏了」 〔晉書‐荀晞伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「鮮美」の読み・字形・画数・意味

【鮮美】せんび

あざやかで美しい。晋・陶潜桃花源記武陵の人、捕魚を業(なりはひ)と爲す。溪に(そ)ひて行き、路のる。忽ち桃の林にふ。岸を夾(さしはさ)みて數百、中に雜樹無く、鮮美、(ひんぷん)たり。

字通「鮮」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android