魏 徴(読み)ぎちょう

旺文社世界史事典 三訂版 「魏 徴」の解説

魏 徴
ぎちょう

580〜643
唐代初期の政治家
隋末期の群雄のひとりである李密に仕え,のち,唐の高祖李淵の長子李建成に,さらにその弟李世民(太宗)に仕え,諫臣 (かんしん) として聞こえ,太子の太師に任ぜられた。『周書』『隋書』『北斉書』『梁 (りよう) 書』『陳書』などの史書編修を主宰し,『群書治要』を著した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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