鬼脇港(読み)おにわきこう

日本歴史地名大系 「鬼脇港」の解説

鬼脇港
おにわきこう

[現在地名]利尻郡利尻富士町鬼脇字鬼脇

利尻りしり島の南東部に位置する地方港湾。明治三三年(一九〇〇)日本郵船株式会社が受命した小樽稚内航路では、四月から一一月までの月五回、一二月から三月までの月三回の航海で当港に寄港することとなった(利尻町史)。昭和三年(一九二八)鬼脇村営船入澗として工事が着手され、同一〇年に竣工した。同二一年から翌二二年にかけて澗内船入澗が築設された。昭和二七年地方港湾に指定された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android