デジタル大辞泉
「鬼哭啾啾」の意味・読み・例文・類語
きこく‐しゅうしゅう〔‐シウシウ〕【鬼×哭×啾×啾】
[ト・タル][文][形動タリ]亡霊の泣き声がしくしくと聞こえるようなさま。恐ろしい気配が迫ってすさまじいさま。「鬼哭啾啾たる激戦地の跡に立つ」
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きこく‐しゅうしゅう ‥シウシウ【鬼哭啾啾】
〘形動〙 浮かばれない
霊魂の泣き声がもの哀しく凄い感じであるさまを表わす語。
※
江戸から
東京へ(1921)〈
矢田挿雲〉三「何千何百人か知れぬ
無告の霊が鬼哭啾々
(キコクシウシウ)として」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
鬼哭啾啾
浮かばれない霊魂の泣き声がもの哀しく凄い感じである様子。
[活用] ―たる・―と。
[使用例] 何千何百人か知れぬ無告の霊が鬼哭啾々として寄る辺無きを弔わんものと[矢田挿雲*江戸から東京へ|1921]
[解説] 「哭」は大声をあげて泣くという意味。「啾啾」は細く尾を引く泣き声の形容。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報