高橋文中(読み)たかはし ぶんちゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋文中」の解説

高橋文中 たかはし-ぶんちゅう

1729-1800 江戸時代中期-後期の医師。
享保(きょうほう)14年生まれ。高橋東洋の3男。医術を清水良庵,香川修庵に,儒学を井上蘭台にまなぶ。山県大弐(やまがた-だいに)とまじわり,明和事件に連座して入獄。出獄後江戸で医業をいとなみ,のち陸奥(むつ)盛岡藩の医員となった。寛政12年8月8日死去。72歳。陸奥閉伊郡(岩手県)出身。名は元吉。号は国川。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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