高樹神社(読み)たかぎじんじや

日本歴史地名大系 「高樹神社」の解説

高樹神社
たかぎじんじや

[現在地名]久留米市御井町

御手洗みたらし橋を渡った左手の小高い所、神籠石こうごいし鎮座。旧郷社。祭神高皇産霊神。古くは高牟礼たかむれ権現と称し、古来高良こうら山の地主神と伝える。「三代実録」元慶二年(八七八)一一月一三日条に筑後国高樹神に従五位下を授けるとあり、天慶七年(九四四)四月二二日の筑後国神名帳(高良山文書/久留米市史7 資料編古代・中世)に正五位下高樹名神と記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android