高根沢町(読み)たかねざわまち

日本歴史地名大系 「高根沢町」の解説

高根沢町
たかねざわまち

面積:七一・〇九平方キロ

塩谷郡の南部鬼怒川左岸に位置する。北は氏家うじいえ町、東は那須郡南那須町、南は芳賀はが芳賀町・宇都宮市、西は河内かわち郡河内町。東部茂木もてぎ丘陵稲毛田いなげた台地、中央部は蒲須坂かますさか台地の南端にあたり、井沼いぬま川・五行ごぎよう川・野元のもと川が流れて沖積低地をつくり、水田地帯を形成する。西部は宝積寺ほうしやくじ丘陵・鬼怒川低湿地から成立っている。西部をJR東北本線が南北に走り、宝積寺駅があり、近年駅を中心に都市化が進んでいる。東北本線の西方に並行して国道四号が通る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高根沢町」の意味・わかりやすい解説

高根沢〔町〕
たかねざわ

栃木県中部,鬼怒川の左岸にある町。 1958年阿久津 (あくつ) 町と北高根沢村が合体して成立。江戸時代は喜連川藩領地。東部を五行川などが貫流し,水利に恵まれ,農業米作が中心。近年はイチゴなど園芸作物栽培も盛ん。中心集落は宝積寺 (ほうしゃくじ) 。南部の台地上に千葉県三里塚から移転した御料牧場がある。 JR東北本線,国道4号線が通る。面積 70.87km2人口 2万9229(2020)。

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