骨ぽい(読み)ほねっぽい

精選版 日本国語大辞典 「骨ぽい」の意味・読み・例文・類語

ほねっ‐ぽ・い【骨ぽい】

〘形口〙 ほねっぽ・し 〘形ク〙 (「ぽい」は接尾語)
魚肉などに特に骨が多い
人情本・郭の花笠(1836)四「お肴でよいがね余り骨っぽくないものにしなまし」
② やせ形で、特に骨ばっている。
※人情本・氷縁奇遇都の花(1831)上「わたしのやうな骨(ホネ)っぽいものがきては見とふもなからう」
気骨がある。しっかりしている。
※雑俳・柳多留‐二(1767)「役人のほねっほいのは猪牙に乗せ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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