馬飼歌依(読み)うまかいの うたより

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「馬飼歌依」の解説

馬飼歌依 うまかいの-うたより

?-562 6世紀中ごろの豪族
欽明(きんめい)天皇23年(562)6月,妻の逢讃岐(おうの-さぬき)のつかっている鞍(くら)が皇后のものであるとされて拷問(ごうもん)をうけ,「事実ならば天災がおこる」といいのこして死去。その直後宮殿火災おき,息子ふたりが火中になげいれられそうになったが,母の願いでゆるされたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例