馬荷村(読み)うまにむら

日本歴史地名大系 「馬荷村」の解説

馬荷村
うまにむら

[現在地名]大方町馬荷

橘川たちばながわ村の西、蠣瀬かきせ川の中流から上流にかけての谷間の村で、西方いし山で現中村市に接する。入野いりの郷の一村。「土佐州郡志」は「当高知西南為村、東至橘川、西至□□、南至御坊畑、北至伊才原、東西十五町許南北六十町許、戸凡四十一、其土赤黒」と記し、「福堂」をあげて「在村西南、隷馬荷」とする。元禄郷帳・天保郷帳などでは福堂ふくどうは一村として高付されているが、実態は馬荷村に属する小村として取扱われていたようである。なお西南とあるのは東北の誤り。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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