餞行(読み)せんこう

精選版 日本国語大辞典 「餞行」の意味・読み・例文・類語

せん‐こう ‥カウ【餞行】

〘名〙 旅立つ人の前途の無事を祈って酒食して送ること。はなむけをすること。餞別。はなむけ。〔色葉字類抄(1177‐81)〕 〔楊炯‐送并州旻上人詩序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「餞行」の読み・字形・画数・意味

【餞行】せんこう(かう)

。〔宋書、劉敬宣伝〕元興元年、(父)牢之、南のかた桓玄を討つ。(司馬)元顯、征討大督爲(た)るも、日夜昏(こんかん)す。牢之、驟(しばしば)門に詣(いた)るも、相ひ見(まみ)ゆることを得ず。出でて餞行し、方(はじ)めての坐にへるのみ。

字通「餞」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報