養賀村(読み)ようかむら

日本歴史地名大系 「養賀村」の解説

養賀村
ようかむら

[現在地名]大東町養賀

飯田いいだ村の西、あか川の左岸に位置する。養加村とも記す。貞治六年(一三六七)一一月四日の足利義詮御教書(服部玄三氏所蔵文書)によると、御膳局の訴えにより出雲国飯田養賀村地頭が押領人を退け御膳局代に沙汰付されている。正保国絵図に村名がみえる。慶安四年(一六五一)検地帳によると田方三三町二反余・分米四四五石余、畑方六町四反余・分米四二石余、屋敷数一九(うち引屋敷六・御役目屋敷一三)。元禄十年出雲国郷帳によると高六三七石余、寛文四年(一六六四)には本田高五八五石余・新田高二〇石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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