飯道寺(読み)はんどうじ

日本歴史地名大系 「飯道寺」の解説

飯道寺
はんどうじ

[現在地名]水口町三大寺

西にし飼戸かいとにあり、日吉神社に南接する。金奇山と号し、天台宗。本尊不動明王。延宝七年(一六七九)の三大寺村検地帳(三大寺区有文書)にみえる普賢ふげん宝持ほうじ坊が当寺の前身と思われる。のち本覚ほんがく院と改称したようで、享保一一年(一七二六)の三大寺村寺社領除地帳(同文書)山王権現(現日吉神社)の社僧としてその名がみえる。神仏分離により別当職は廃されたが、村内にあった天台宗常福じようふく(オコナイ堂とも称された村堂)廃寺になるに至ってその本尊阿弥陀如来を併せた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「飯道寺」の解説

飯道寺

(滋賀県甲賀市)
湖国百選 社/寺編指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報