顧 炎武(読み)こえんぶ

旺文社世界史事典 三訂版 「顧 炎武」の解説

顧 炎武
こえんぶ

1613〜82
明末期〜清初期の考証学
江蘇省出身。字 (あざな) は寧人。号は亭林。明朝が滅ぶ際に反清運動に参加し,清朝確立以後も異族君主に仕えることを潔しとせず,各地巡歴して読書著述に専念した。実践の学を唱え,清代の考証学を開いた。代表作には『日知録』32巻,『天下郡国利病書 (りへいしよ) 』120巻がある。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

367日誕生日大事典 「顧 炎武」の解説

顧 炎武 (こ えんぶ)

生年月日:1613年5月28日
中国,明末清初の学者
1682年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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