顕赫(読み)けんかく

精選版 日本国語大辞典 「顕赫」の意味・読み・例文・類語

けん‐かく【顕赫】

〘名〙 (形動) あきらかなこと。はっきりとあらわれていること。また、そのさま。
※本朝文粋(1060頃)五・為四条大納言請罷中納言左衛門督状〈大江匡衡〉「幸出於累代上台之家。謬至過分顕赫之任」 〔後漢書‐辺譲伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「顕赫」の読み・字形・画数・意味

【顕赫】けんかく

権勢のさかんなこと。〔後漢書伝〕(しつ)を(め)して師を班(かへ)さしむ。~軍、河南に到る。大鴻臚をして親せしむ。~大いに群臣を會し、束帛乘馬を賜ふ。靈顯赫、鄙を光震す。

字通「顕」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android