顔寄(読み)かおよせ

精選版 日本国語大辞典 「顔寄」の意味・読み・例文・類語

かお‐よせ かほ‥【顔寄】

〘名〙
① 人を寄せ集めること。また、人が集まって会うこと。会合寄合
※雑俳・水加減(1817)「かたひ事・顔寄にちやる操後家」
人形浄瑠璃歌舞伎で、次の興行の狂言名および配役等が確定したときに、吉日を選んで一座の関係者全部がはじめて寄り合うこと。寄初(よりぞ)め。〔楽屋図会拾遺(1802)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android