デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「頼源(2)」の解説 頼源(2) らいげん ?-? 鎌倉-南北朝時代の僧。天台宗。出雲(いずも)(島根県)鰐淵寺(がくえんじ)南院長吏。正慶(しょうきょう)元=元弘(げんこう)2年(1332)隠岐(おき)(島根県)に流されていた後醍醐(ごだいご)天皇から宸筆(しんぴつ)の願文をうけ,翌年その脱出をたすけた。その功によって出雲宇賀荘と三所郷をあたえられる。南北朝分裂後も南朝方に属した。通称は讃岐房。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例