頸城油田(読み)クビキユデン

デジタル大辞泉 「頸城油田」の意味・読み・例文・類語

くびき‐ゆでん【頸城油田】

新潟県南西部、高田平野北部にある油田ガス田一部日本海海底に及ぶ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「頸城油田」の意味・読み・例文・類語

くびき‐ゆでん【頸城油田】

新潟県南西部の高田平野にある油田、ガス田の総称。旭、明治潟町黒井直江津の五油田からなる。昭和三四年(一九五九開発天然ガスパイプラインにより東京へ送られた。現在は沖合海底油田を開発中。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「頸城油田」の意味・わかりやすい解説

頸城油田
くびきゆでん

新潟県南西部,高田平野一帯にある石油・天然ガス田。日本海に沿う上越市の油田構造の総称。同地域の石油探鉱歴史は古く,明治時代にさかのぼるが,本格的な探鉱は第2次世界大戦後で,地震探鉱によって始められた。 1953年明治地区でガス層発見,1959年潟町地区で原油発見,1960年から沖合探鉱に着手,第1人工島が建設されて海洋掘削を開始,1963年,1967年,1968年にそれぞれ第2,第3,第4人工島が建設されて開発が進められた。しかし生産量は 1968年を最大に減産し始めた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android