青宿村(読み)あおやどむら

日本歴史地名大系 「青宿村」の解説

青宿村
あおやどむら

[現在地名]阿見町青宿

霞ヶ浦に臨み、西と南は阿見村中世信太しだ庄に属し、元徳元年(一三二九)一二月日の常陸国信太庄土佐前司跡京進年貢注文(東寺百合文書)に「三郎殿分 上茂呂・竹来・青谷戸 四貫六十文」とある。南北朝期上杉氏の所領になってから鎌倉の報国ほうこく休畊きゆうこう庵へ寄進され、宝徳三年(一四五一)三月二七日の休畊庵寺領注文(報国寺文書)に「常陸州信田庄青谷戸郷」とある。戦国時代に小田氏の家臣菅谷氏(土浦城主)の所領となり、天文一三年(一五四四)の菅谷政貞寄進状案(神竜寺文書)に、

<資料は省略されています>

とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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