青原(読み)あおばら

日本歴史地名大系 「青原」の解説

青原
あおばら

[現在地名]和田村青原

和田村の東端、和田川と大門だいもん川が合流する北岸の集落対岸は現長門ながと落合おちあい。永正三年(一五〇六)下諏訪春秋両宮御造宮帳(諏訪大社上社文書)に二之御柱造宮料として「依田庄阿王原 籾一俵一斗四升此代三百四十文」とみえ、和田村とは別村をなしていた。天正六年(一五七八)下諏訪春宮造宮帳(諏訪大社上社文書)にも「依田庄阿王原」とみえている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「青原」の意味・わかりやすい解説

青原
あおはら

島根県西端部,津和野町北部の旧村域。 1954年日原町と合体。 2005年津和野町となった。高津川に臨む。かつての川舟遡行の終点近く宿場町市場町,河港町としての機能を備え,水陸交通の要所として代官所も置かれていた。 1923年国鉄山口線の開通後は,高津川中流域の中心は日原に移った。

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