雲の籬(読み)くものまがき

精選版 日本国語大辞典 「雲の籬」の意味・読み・例文・類語

くも【雲】 の 籬(まがき)

たちのぼった雲が物を隠すのを垣根に見立てていう語。くもの垣。
※玄玉(1191‐92頃)天地「冬きては峰の柴屋も物さびて雲のまがきをはらふ木枯〈藤原家隆〉」

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