精選版 日本国語大辞典 「雨乞・雨請」の意味・読み・例文・類語 あま‐ごい ‥ごひ【雨乞・雨請】 〘名〙① 日照り続きのとき、雨の降ることを神仏に祈ること。雨乞い踊り、雨乞い唄、奉幣、祈祷などの種々の様式がある。祈雨(きう)。請雨(しょうう)。あまひき。あまごいまつり。⇔日乞(こ)い。《季・夏》※書紀(720)天武六年五月(寛文版訓)「是の月、旱す。京及び畿内に雩(アマコヒ)す」※諸国風俗問状答(19C前)淡路国風俗問状答「雨乞の事、多くは神社仏閣にて読経、護摩を焚、真言念仏、或は踊・湯立・操芝居等あり」② 「あまがえる(雨蛙)①」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報