集成（読み）しゅうせい

精選版 日本国語大辞典

しゅう‐せい シフ‥【集成・聚シュウ成】

〘名〙 多くのものを集めて、一つにまとめること。また、そのまとめたもの。集大成。

※浮世草子・元祿大平記（1702）一「大成すたれば集成(シウセイ)おこる」

※明六雑誌‐二四号（1874）貿易改正論〈杉亨二〉「内に顧て俄に其分裂の力を聚成して彼の大勢に当らんと欲すれども」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

しゅう‐せい〔シフ‐〕【集成】

［名］(スル)たくさんのものを集めて、一つにまとめあげること。また、まとめたもの。集大成。「民話を集成して出版する」
[類語]総合・総括・統括・包括・統合・集約・一括・締め括くくり・統一・全集・全書・大系・総集・選集・作品集・著作集・選書・叢書・包括的・総合的・統一的・横断的・重層的・複眼的・多面的・十把一絡ひとからげ・一体化・一本化

出典　小学館

普及版 字通

【集成】しゆう（しふ）せい

集めて完成する。〔孟子、万章下〕孔子を之れ集大と謂ふ。集大なるは、金聲（楽を初める）して、之れを玉振（終章）するなり。

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出典　平凡社「普及版 字通」