雁の巣(読み)がんのす

日本大百科全書(ニッポニカ) 「雁の巣」の意味・わかりやすい解説

雁の巣
がんのす

福岡市東区の海の中道(うみのなかみち)にある地区。1936年(昭和11)旧陸軍航空隊基地と民間飛行場として開発されたが、第二次世界大戦後アメリカ軍に接収され飛行場、通信基地が置かれた。1972年(昭和47)アメリカ軍より全面返還後、市営のレクリエーションセンターが市民のスポーツ施設としてつくられ、市東部の行楽地の一つとなっている。JR香椎(かしい)線(海の中道線)が通じる。

[石黒正紀]

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