障子・障紙(読み)しょうじ

精選版 日本国語大辞典 「障子・障紙」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じ シャウ‥【障子・障紙】

[1] 〘名〙
① 部屋の内外を仕切る障屏具(しょうへいぐ)の一種。取りはずしのできる張付壁(はりつけかべ)絹布を張った襖障子唐紙を張った唐紙障子、台脚がついていて室内を移動させることのできる衝立(ついたて)障子簾屏風(すだれびょうぶ)のように作った通(つ)障子、格子に組んだ骨組に白い紙を張った明かり障子などがある。今はふつう明かり障子をさしていう。《季・冬》
▼しょうじ貼る《季・秋》
▼しょうじ洗う《季・秋》
※三代格‐一九・神亀五年(728)九月六日「於図書寮蔵仏像及内外典籍書法屏風障子并雑類」
※義経記(室町中か)七「常に住み馴れ給ひつる御しゃうじの引手の本を見ければ」
② 鼻の二つのあなのしきりをいう。
※洒落本・傾城諺種(1791)「此君にざれるものは、終に鼻のせうじ迄ぬかるるとかや」
③ 江戸時代、頭髪を頭の中程に横にそりのこしたもの。〔随筆・嬉遊笑覧(1830)〕
[2] 名物茶碗の一つ。本阿彌光悦作の赤楽茶碗の銘。胴に火割れによる土ぬけがあって、日にかざすと、透いて見えるところから、この銘がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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