精選版 日本国語大辞典 「阿彌陀寺」の意味・読み・例文・類語
あみだ‐じ【阿彌陀寺】
[一] 山口県下関市阿彌陀寺町にあった真言宗の寺。山号は聖衆山。建久二年(一一九一)後鳥羽天皇の勅宣により建立。安徳天皇をまつる。明治八年(一八七五)赤間宮(現赤間神宮)と改められ、現在は地名だけが残る。
[四] 京都市左京区大原古知平町にある浄土宗の寺。山号は光明山。慶長一四年(一六〇九)木食僧(もくじきそう)弾誓(たんぜい)が開く。毎年正月、大原念仏(大原雑居寝)の遺風がある。
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