関外目村(読み)せきほかめむら

日本歴史地名大系 「関外目村」の解説

関外目村
せきほかめむら

[現在地名]関町関外目

大津おおつ(二五六・一メートル)の西に位置し、南は関町・関村、西・北は筑後国三池みいけ(現大牟田市)と接する。村央を豊前街道が南北に通り、一一里の里数木があった。近世南関手永に属する。寛文九年(一六六九)の「一統志」に「外目」と記し、関町など五ヵ村を南関というとある。元禄国絵図に「関村之内関外目村」とあり、もとは関村に含まれた。「国誌」に「高三百七十七石余、木屋塚下リ村ト云小村アリ」とあり、木屋塚こやづか村はあまずらだけ城城主大津山氏の祖河内守資基が応永二年(一三九五)一五〇余名と下着した所という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android