間取(読み)まどり

精選版 日本国語大辞典 「間取」の意味・読み・例文・類語

ま‐どり【間取】

〘名〙
① すこし間(ま)をとること。ちょっと時間をおくこと。
浄瑠璃・狭夜衣鴛鴦剣翅(1739)五「『しばらくまたれよ其とをり申さん』と、すこしまどりの其内に」
② 家の中の部屋のとり方。部屋の配置
滑稽本八笑人(1820‐49)四「先刻役人の案内にて、切幕へ廻る間取(まドリ)を承知しながら」

ま‐ど・る【間取】

〘自ラ四〙 かなりの時間がかかる。てまどる。
浮世草子・御伽名代紙衣(1738)三「間(マ)どらぬやうに工面なされて」

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