閃出(読み)ひらめきいず

精選版 日本国語大辞典 「閃出」の意味・読み・例文・類語

ひらめき‐い・ず ‥いづ【閃出】

〘自ダ下二〙
① 鋭く光って現われる。
※読本・昔話稲妻表紙(1806)五「床の下より、明晃々たる剣のきっさき危く膝䯊(ひざがしら)を擦てぞ閃(ヒラメ)きいでぬ」
② ぱっと思い浮かぶ。
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三「駒井先生の戒の言が僕の頭脳に閃めき出づると」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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