門垣(読み)かずか

日本歴史地名大系 「門垣」の解説

門垣
かずか

[現在地名]夜久野町字直見 門垣

近世の直見のうみ村に含まれる集落。直見天神(現天満神社)の鎮座地を宮垣みやがいといい、直見の口にあたる地を門垣とよんだものか。「丹波志」に「門垣町ハ板生町ニ曲尺ノ手の如続ケリ、石橋在堺也、尤平地板生谷ヱ行本道ナリ、板生谷ヨリ出ル谷川ニ土橋有、此所板生村門垣平野村三ケ堺也」とあり、板生いとう村・平野ひらの村・直見村の接点に位置した。

また「丹波志」によると直見村一千六九六石のうち門垣は二五九・四二石で、「直見村ノ内門垣、副谷ハ高ヲ分テ別ニ村長ヲ立ト云エドモ村ト不唱、諸役等直見村ニ准ス」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

普及版 字通 「門垣」の読み・字形・画数・意味

【門垣】もんえん

門と垣。

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