長窪村(読み)ながくぼむら

日本歴史地名大系 「長窪村」の解説

長窪村
ながくぼむら

[現在地名]長門町大字古町ふるまち

依田窪よだくぼの南部で、依田よだ川を挟み両側に広がる地域。東は芦田あした(現立科町)、西は小沢根おざわね(現武石村)、南は余里より(現武石村)和田わだ(現和田村)、北は腰越こしごえ(現丸子町)おき(現武石村)大門だいもん峠を越え、諏訪郡と小県郡とを結ぶ古道と、佐久郡と松本を結ぶ古道とが合する依田窪南部地方の交通の要衝

室町時代は佐久の大井氏の領地であったことが天正二年(一五七四)の「信州佐久郡大井殿御始之事」(丸山家文書)にみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android