デジタル大辞泉
「長歌行」の意味・読み・例文・類語
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ちょうか‐こう チャウカカウ【長歌行】
〘名〙
① 楽府題
(がふだい)の一つ。「短歌行」とともに、
寿命の
長短について歌うところからつけられた
名称。
一説に、
歌声の長短からつけられた名称ともいう。〔
古楽府‐長歌行〕
② (
漢詩の八句の律詩六首の体にならったもの) 連句様式の一体。
各務支考のはじめたもので、
表八句(七句目月)、裏一六句(九句目月、一三句目花)、名残表一六句(一五句目月)、名残裏八句(七句目花)の計四八句をもって一巻とするもの。懐紙二枚。
※俳諧・和漢文操(1723)三・行類・俳諧求韵序説并短歌行〈土方堅〉「今や一巻の換韵は、〈略〉長歌行を八句五韵となすべし」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報