鏤版（読み）ろうばん

精選版 日本国語大辞典

ろう‐ばん【鏤版】

〘名〙 版木に文字などを刻むこと。また、書物を出版すること。上梓。鏤梓。

※輿地誌略（1826）四「学士斉徳律吉其記を作りて鏤版す」 〔欧陽脩‐十八家法帖跋〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【鏤版】ろうはん・るはん

鏤板。宋・欧陽脩〔集古録跋尾、四〕（晋賢法帖）時、故の相劉、長沙に在り、官の法帖を以て鏤版し、に人(じんかん)に布く。

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出典　平凡社「普及版 字通」