鍋島直之(読み)なべしま なおゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鍋島直之」の解説

鍋島直之 なべしま-なおゆき

1643-1725 江戸時代前期-中期大名
寛永20年1月18日生まれ。鍋島直澄(なおずみ)の長男。寛文5年肥前蓮池(はすのいけ)藩(佐賀県)藩主鍋島家2代となる。本藩佐賀藩に無断で将軍太刀,馬代を献上したためとがめられ,このことが佐賀藩が3支藩との主従関係をさだめた「三家格式(きゃくしき)」制定遠因となった。享保(きょうほう)10年4月28日死去。83歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android