金蔓(読み)カネヅル

デジタル大辞泉 「金蔓」の意味・読み・例文・類語

かね‐づる【金×蔓】

金銭を得る、つてや手がかり。資金などを出してくれる人。「金蔓をつかむ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「金蔓」の意味・読み・例文・類語

かね‐づる【金蔓】

〘名〙 金銭を手に入れる手段や手がかり。金銭を出してくれる人や得させてくれる人。かねぐら。かねのつる。
人情本・閑情末摘花(1839‐41)五「親といふ奴が名うての悪党女児(むすめ)を娵(よめ)に越(よこ)して置て、金蔓(カネヅル)にする積り」

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