金堰・金塞(読み)かねぜき

精選版 日本国語大辞典 「金堰・金塞」の意味・読み・例文・類語

かね‐ぜき【金堰・金塞】

〘名〙 金の力で人の行動などを束縛すること。特に、金の力で相愛男女の仲をひきさくこと。かねのせき。
浄瑠璃・心中天の網島(1720)中「太兵衛には請出されぬ。もしかねぜきで親方からやるならば、物の見事に死んで見しょと」

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