金体(読み)こんたい

精選版 日本国語大辞典 「金体」の意味・読み・例文・類語

こん‐たい【金体】

〘名〙
仏語金剛界の智を表わす法身。〔性霊集‐七(835頃)〕
身体を敬っていう語。玉体
源平盛衰記(14C前)三四北野天神の火雷火神と顕はれ御座(おはしま)して、恨みをなし給ひしも、全く金体(コンタイ)には近付き給はざりき

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