精選版 日本国語大辞典 「玉体」の意味・読み・例文・類語
ぎょく‐たい【玉体】
〘名〙 (「玉」は美称)
① 玉のように美しいからだ。また、尊いからだ。
※百座法談(1110)六月一九日「仰ぎ願は一代教主尺迦牟如来、平等大会、法花経御願、一々に哀愍内受し給て玉躰つつがなく、千秋万才たもたしめ給て」 〔曹植‐美女篇〕
※万葉(8C後)五・沈痾自哀文「所以維摩大士疾二玉体于方丈一、釈迦能仁掩二金容于双樹一」
③ 相手を敬って、そのからだをいう語。尊体。
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