野塚岳(読み)のづかだけ

日本歴史地名大系 「野塚岳」の解説

野塚岳
のづかだけ

浦河町と十勝支庁広尾ひろお町の境界にある山。標高一三五三・二メートル。北西にトヨニ岳、南東に十勝岳(日高十勝岳)が連なる。山名は野塚川(ヌプカペツ)源流が当山の西面から発することに由来(新広尾町史)。また北面は豊似とよに川、南東面は日高幌別ひだかほろべつ川水系メナシュンベツ川支流ニオベツ川の水源になっている。北から険しい山体が続いてきた日高山脈の核心部は、当山から南下していくにつれ、山容に優しさをみせるようになる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android