精選版 日本国語大辞典 「重席」の意味・読み・例文・類語
ちょう‐せき【重席】
〘名〙
② (後漢の光武帝の時、群臣の中の経学に通じた者に論戦させ、義の通じない者の敷物を取り上げて義の通じる者に与えたところ、戴憑は、五〇余りの敷物を重ねたという「漢書‐儒林伝上・戴憑」に見える故事から) 博識の学者のたとえ。
※詩序集(1133頃)望山新雪満詩序〈藤原明衡〉「五車重席之徒、各闘二才智於其中一」
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