重厄(読み)ジュウヤク

デジタル大辞泉 「重厄」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐やく〔ヂユウ‐〕【重厄】

重大な災厄の起きるおそれ。
重い厄年陰陽道などで大厄にあたる年まわり。

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精選版 日本国語大辞典 「重厄」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐やく ヂュウ‥【重厄】

〘名〙
① 重大な災厄の起きるおそれ。ちょうやく。
小右記‐長和二年(1013)二月三日「夜中重示八月重厄之由」
② 重大な厄年。陰陽道などで大厄にあたる年まわり。ちょうやく。
※小右記‐寛弘二年(1005)正月二四日「汝今年当重厄、仍毎日誦尊勝陀羅尼五十遍、可息灾

ちょう‐やく【重厄】

〘名〙 重大な災厄。大きな災難。また、陰陽道などで大厄の年まわり。じゅうやく。
源平盛衰記(14C前)一〇「今年三十三に成給ければ、重厄(テウヤク)の慎とぞ聞えし」

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