酒甕(読み)サカガメ

デジタル大辞泉 「酒甕」の意味・読み・例文・類語

さか‐がめ【酒×甕】

酒を貯蔵するかめ。さけがめ。

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精選版 日本国語大辞典 「酒甕」の意味・読み・例文・類語

さか‐がめ【酒甕】

〘名〙 酒をたくわえておくかめ。さけがめ。
※室町殿日記(1602頃)一〇「まろく肥(こへ)たるししつき骨組は、おほひなるさかかめをみるに似たり」

さけ‐がめ【酒甕】

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普及版 字通 「酒甕」の読み・字形・画数・意味

【酒甕】しゆおう(をう)

酒がめ。〔晋書、左思伝〕初め陸、洛に入り、此の賦を爲(つく)らんと欲す。(左)思の之れを作るを聞き、掌を撫(う)ちて笑ふ。弟雲に與ふる書に曰く、此(ここ)に夫(さうふ)(田舎者)り、三の賦を作らんと欲すと。其のるを須(ま)ち、當(まさ)に以て酒甕を(おほ)ふべきのみと。

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