酒井定隆(読み)さかい さだたか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「酒井定隆」の解説

酒井定隆 さかい-さだたか

1435-1522 室町-戦国時代の武将
永享7年生まれ。上総(かずさ)(千葉県)土気(とけ)城主足利成氏につかえたのち文明年間に安房(あわ)(千葉県)の里見義実(よしざね)のもとに身をよせ,土気城を本拠とする。大永(たいえい)元年長男定治(さだはる)に城をゆずり,東金(とうがね)城にうつった。日泰(にったい)に帰依(きえ)して本寿寺を建立し,領内を日蓮宗一宗に統一した(七里法華)。大永2年4月24日死去。88歳。通称小太郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android