郎女・郎姫(読み)いらつめ

精選版 日本国語大辞典 「郎女・郎姫」の意味・読み・例文・類語

いら‐つ‐め【郎女・郎姫】

〘名〙 上代女子に対する親愛の情をこめた称。いらつひめ。⇔郎子(いらつこ)
書紀(720)景行二年三月「一に云はく、稲日稚郎姫といふ。郎姫、此をば異羅菟咩(イラツメ)と云ふ」
[語誌]→「いらつこ(郎子)」の語誌

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