郁芳門院安芸(読み)いくほうもんいんの あき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「郁芳門院安芸」の解説

郁芳門院安芸 いくほうもんいんの-あき

?-? 平安時代後期の歌人
藤原忠俊(ただとし)の娘。白河天皇の皇女媞子(ていし)内親王(郁芳門院)につかえる。寛治(かんじ)7年(1093)の郁芳門院根合(ねあわせ),嘉保(かほう)2年の鳥羽殿前栽合(せんざいあわせ)などに出席する。作品は「金葉和歌集」などにおさめられている。待賢門院安芸と同一人物とする説もある。家集に「郁芳門院安芸集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android