還元粘度(読み)カンゲンネンド

化学辞典 第2版 「還元粘度」の解説

還元粘度
カンゲンネンド
reduced viscosity

換算粘度ともいう.比粘度ηsp溶質濃度cで割ったもの(ηsp/c).還元粘度は濃度依存性があり,濃度0へ補外したものを固有粘度(または極限粘度数,単に粘度数ともよぶ)という.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「還元粘度」の解説

還元粘度

 換算粘度ともいう.ある濃度の溶液の粘度と溶媒の粘度の比がもとの溶媒の粘度に対してどの程度増加したかを示す値,すなわち比粘度を溶質の濃度で割った値.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報