デジタル大辞泉
「遠つ」の意味・読み・例文・類語
とお‐つ〔とほ‐〕【遠つ】
[連語]《「つ」は「の」の意の格助詞》遠くの。遠くにある。
「霰降り―大浦に寄する波よしも寄すとも憎くあらなくに」〈万・二七二九〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
とお‐つ とほ‥【遠つ】
〘
連体〙 (「つ」は「の」の意の古い格助詞)
名詞の上に付いて、そのものが
距離的に遠いこと、時間的に古いことを表わす。特に、
地名などに冠せられる時は、その
場所が「近つ…」と呼ばれる場所にくらべて、都からの距離が遠いことを示す。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報