デジタル大辞泉
「道具持」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
どうぐ‐もち ダウグ‥【道具持】
〘名〙
① 武家で、槍持ちのこと。
② 多くの道具を持つこと。また、その人。
④ 江戸時代、船鑑札交付と船税徴収のために行なう
廻船の鑑札積石数算出の際、肩廻し算法による本来の積石数から諸道具や作事の
経費に見合う分として
控除される石数。
西宮など一部地方で行なわれ、控除の規定は三割。ほかに水主持と称する一割五分の控除もあり、鑑札積石数は本来の積石数の四割五分引である。〔辰馬半右衛門文書‐寛政二年(1790)
二月・御鑑札御改返答写〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報