速疾(読み)そくしつ

精選版 日本国語大辞典 「速疾」の意味・読み・例文・類語

そく‐しつ【速疾】

〘名〙 (形動) 物事短時間に行なわれること。また、そのさま。疾速
性霊集‐一〇(1079)九想詩・新死相「速疾如蜉蝣、暫爾同落崩」
御伽草子・ふせやの物語(室町時代物語集所収)(室町中)「しゃうりゃう、そくしつに、西方浄土へ、むかひ給へとぞ、祈たまう」 〔後漢書‐李膺伝〕

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普及版 字通 「速疾」の読み・字形・画数・意味

【速疾】そくしつ

速い。〔後漢書党錮、李膺伝〕張讓の弟~貪殘無、乃ち孕(ようふ)をすに至る。~膺(よう)其のを知り、~ち之れをす。讓、(ゑん)をに訴ふ。~膺對(こた)へて曰く、~今臣、官に至りて已に一旬を積めり。~(おも)はざりき疾の罪を(え)んとは。

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