精選版 日本国語大辞典 「透間・隙間」の意味・読み・例文・類語
すき‐ま【透間・隙間】
〘名〙
② あいている時間。ひま。時間の余裕。あき。いとま。すき。
※夜の寝覚(1045‐68頃)四「昔もさばかりすきまなかりしをりをりの、あながちに交(かは)ひし言の葉など思ひつづくるに」
③ 人と人との間に生ずる心理的な距離。疎遠な感じ。
※源氏(1001‐14頃)東屋「すべて、いと、またくすきまなき心もあり」
⑤ 人通りの途絶えた時間。人のいなくなった時。
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